jazzミュージシャンに聞いた!あなたが考える、日本のjazzの良い所、悪い所を教えて下さい。
 
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当ページ記載の情報は、jazzsmileで御紹介させて頂いている現役jazzミュージシャンの方々へのアンケート調査結果です。

日本で活躍中の165名のjazzミュージシャン(jazzsmileに参加頂いているミュージシャン)に質問したい事を募集しています。常日頃あなたが気になっている事等をお聞かせ下さい!
cat@jazzsmile.comまでどうぞ

〆海外のジャズシーンをよく知らないので、難しいですが…
良いところは、ミュージシャンが全体的に真面目なところ?
悪いところは、実力主義でない時が有るところですかね…。時に、実力より人間関係を重視するのは日本的なことなのかなぁ、と思います。

〆良い所:日本全国津々浦々にジャズの灯がともりジャズマンを応援している。
悪い所:全体的な問題としては、わからない。

〆○良いところ
知識を備えた熱狂的演奏家やファンが多いこと。
○悪いところ
演奏家に個性がないこと。

〆良い所
少なくなっているがジャズのお店が多いこと。
 悪い所
大筋は客の好みもやる方も古いような気がする。20年前と変わらない事をやっいる。

〆日本以外のジャズの現場をよく知らないので、現場的にはなんともわかりません。
いわゆるジャパニーズジャズというのは、良くも悪くも日本人独自のカラーが年齢とともに深まっていくように思われますが。アイデンティティとしてはよいのでは、と思います。


〆良いとこドラッグで死ぬ人が少ない。悪い所、酒を飲み過ぎて肝臓を壊す人が多い気がします。

〆良い所
楽器の技巧的な水準が高い。
悪い所
プロであるということは音楽で稼ぐ、すなわちビジネスなので、どうやって自分の音楽を世間に知らしめて行くかという戦略が大事なのに、既存のパイだけに頼ったり、自分の周囲の世界に閉じちゃってるように感じられるところ。

〆「日本のjazz」の定義がよくわからないので「長所・短所」もよくわかりません。申し訳ありません。
ただ、日本人であろうとなかろうと「私」は出来る限り頑張ろうと思っています。

〆まず日本のジャズの良い所、器用で勤勉な方が多いので、日本のピアニストには優秀な方が多いですね。なぜかピアニストだけダントツです。不思議です。ただ一方で、クラシック出身のインテリジェントなプレイヤーが多いですね。本場アメリカに多い、身体から音楽を吸収したタイプは少ないです。もちろん全然いないわけではありません。特に近年は音楽的にもそういった本場のプレイヤーと十分に音楽的コミュニケーションのとれるアーティストがどんどん増えています。
ドラムス、ベースには上記のような身体からプレイするアーティスト、身体の芯からリズムが生まれてくるようなアーティストは少ないのが現状です。
もちろんこれも、少ないながら素晴らしいアーティストがちゃんといますけど。
身体から沸きいずる本物のグルーヴという点では、ラテン系やソウル、R&B系のアーティストの方が多いように思います。これは時代の流れなので仕方がないですね。アメリカの黒人でも、音楽を志す若者はまずジャズメンになろうとは思わずR&Bやヒップホップのスターになろうと考えますから。

悪い点と言えるかどうかわかりませんが、ジャズのブラックネス、スピリチュアルな部分についての理解が、日本人にはなかなか難しいようです。日本人には元来無い感覚なのだと思います。もちろんジャズが必ずしも黒くてスピリチュアルでなければいけないというわけではないのですが、ぼくは本流のジャズで最も重要な要素だと思います。しかしこの点も、真のジャズメンはきちんと理解しています。
要するに本当は、ジャズを日本のとか、ヨーロッパのとか、アメリカのと分けることに意味は無いのですよ。ただ単に、アメリカはジャズの生まれた土壌や環境が揃っているので、人生そのものがジャズになりやすいということです。人種差別でさえ、いまだにちゃんとありますから。だから層の厚さ、理解の深さに違いが出るのは仕方ないことですね。
アーティストだってそうなんだから、リスナーはなおさらです。
日本のジャズリスナーに一つだけ言いたいのは、頭で考えるな、身体で理解してほしいということです。身体は情緒(精神、魂)に直結します。音楽を頭で理解しようとすればするほど、独りよがりな解釈に陥ります。

〆良いところは、今のところあまり見つかりません。
現在の日本のジャズはNY至上主義が今もって強く、ブラインド・フォールド・テストで日本人プレーヤーを聞いても、「NYの若手の演奏か?」と思ってしまいます。
楽器の扱いはすごく良いと思いますが(つまり上手だと言う事です)、誰を聞いても、NYのアーティストの物まねにしか聞こえません。
また、オリジナリティーのある人は、日本では全く受け付けられず、リスナーの方も、全く進歩していないと思います。
よって、世界に通用するかも知れないオリジナリティーのある素晴らしいプレーヤーが、常にアンダーグラウンドに追いやられ、殆ど諦めの境地に居るのが現状です。
ちなみに、アメリカのジャズはNYが全てではなく、土地土地に様々なジャズが存在し、シカゴやボストンやLAやニューオリンズのジャズはNYとは全く違い、その土地に合った音楽が日々、ミュージシャンの手で受け継がれています。
日本にも、ハイセンスで文化的な日本独自のジャズが受け継がれる時が来るのか、今もって疑問です。むしろ、J-POPの方が独自性という意味では、そういうのを感じたりします。
世界(アメリカ)に通用するかどうかより、もっとドメスティックな分野で成長を遂げ、アメリカの観光客が逆に面白がって見に来る様な音楽を作らなければいけないと思います。
あと、お客が「上手いか下手か」で音楽を聴きすぎ。
だから、日本のジャズはハプニングより、完成度ばかり求めるクラッシクの様なものや、音大生の「発表会」みたいなのが多い。

〆ライブドアのニッポン放送株買収問題の際に、テレビで評論家の方が日本の社会は「談合型民主主義」と言っていた方がいましたが、日本のジャズ界は、芸術の分野ながらこれに近似した構造が多々見受けられ、非常に奇妙な偏った傾向があります。

知人のミュージシャンから聴いた話では、某大手雑誌の人気投票では、実際は50枚くらいしか来ないのを、担当者が勝手に順位を決めているそうです。もしこれが事実であれば、なにか違法行為に相当するような気もします。所々に政治的に「力」をもった関係者がいて、その人を通さないと仕事が来ない、等々派閥感覚が強く、明らかに良い状況とは言えません。実力、表現力、などとは無関係に「雑誌に掲載された頻度」に比例して「実力」とみなされがちで、「有名」な人と演奏者としての技量が一致しないというのが不公平です。そして人脈で流れていきます。これはリスナーが自分で音楽を判断できる人が少ない、ということも影響しています。

日本の社会が、芸術に対して認知度が低い、ということで音楽家は大変苦労を強いられることになるわけです。
しかしながら、そうしたこととは無関係に、日本の至る所に才能のある人間はいて、どんどん良い音楽も生まれてきています。いまエスタブリッシュな雑誌、評論家、賞、大きなコンサート云々が体質が古くなってきている一方、新しい表現、感覚もどんどん生まれてきていて、ここ何年かで、状況が良くなっていくことを期待して考えていきたいと思います。

〆日本のジャズの良いところ:外国の方からのご意見では”エキゾチック”と 言われてますね。私達日本人が日本のジャズを評価するのは難しいので外国の方のご意見が参考ですね。

日本のジャズの悪いところ:外国でのジャムセッション経験のある方はお分かりか、と思いますが。。。ようするに”個性がない”そうですし、”音からメッセージが聴こえてこない”そうです。
 個人的には、「そりゃ、文化が違うのだから価値観も違うし、しょうがない」 とは思ってますけど。ミュージシャン方が各々、JAPANESE JAZZを 意識しているか、とも思います。そのアピールに欠けてるかもしれないですね。 ちなみに、某ピアニスト(海外活動)さんも、ヨーロッパでのライブで、「アメリカンジャズ」というキャッチフレーズをつけられていたのをwebで見つけてしまいました。日本人として悲しいですよ。。。

〆それが‘日本’だけかどうかはわかりませんが。
よいところ;演奏を受け入れる体制があること。悪いところ;難しいことになりすぎている。あと、音そのものが鳴ってないかも。

〆演奏者の技術の高さ、仕事の多さや環境は世界でもトップレベルなのではないかと思います。
でも、英語、スウィングのビート、「伝える」ということ、などはいっそう勉強していかなければならない人も多いと思います。
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