佐渡”ゆかた”文彦のおすすめアルバム
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佐渡”ゆかた”文彦
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オススメアルバム

「violin summit」
(1967 MPSRecord,W.-Germany)

「body & soul」
(straight ahead 1993 Atlantic Recording Co.)

 


いきなり、日本では手に入りにくいalbumなのですが、jazz violinといえば、これを最初に挙げないと始まりません!

その名も「violin summit」(1967 MPS Record,W.-Germany)

jazz violinの三大巨匠、Stuff Smith, Stephane Grappelli, Svend Asmussen, と、当時「jazz violin界のprince」「violinのColtrane」と謳われた、私の1番好きなviolinistのひとりJean-Luc Ponty, の4人が1966年9月30日(まだ生まれてません!)、スイスのバーゼルにある、live house ”jazz im Fauteuil”にて一同に会し、sessionを行った時の録音のようです。Side menには、Kenny Drew(pf),Niels-Henning Orsted Pedersen(b), Alex Riel(ds) と、豪華member揃い!

1曲目は、当時新進気鋭のPontyのoriginal numberで、その名も「Summit Soul」。
S.Smith以外の3人がそれぞれの個性溢れる(お決まりのphrasingを交えながら)soloを展開しています。2曲目は、S.Rollinsのbop numberで「Pentup House」。親子ほどの歳の差のGrappelliとPontyのDuoの掛け合いがjazz violin研究家としては堪りません!3曲目は、S.Smithのblues numberで「Timme’s Blues」。SmithとAsmussenの漫才のようなボケと突っ込みのtalkが1分くらいあってから始まり、vocal(勿論2人の)入りのsoloで2人のentertainer振りを垣間見る1曲です。そして、4曲目は4人揃っての「It Don’t Mean a Thing…」。これぞ、4人4様のsolo廻しで、jazzviolin playerとしてもとても参考になります。他3曲も素晴しいsessionに仕上がっています。

恐らく、jazz violinistとしては、Bibleの様なalbumでしょう。(そう思っているのは、私だけ?ではないはずです。)

Jazz violinistでもあり、現在現役音大生の田久保友紀さんに調べていただいたところ、本邦では入手困難だそうです。EuropeかAmericaで購入されるのが無難でしょうか?

オススメのアルバム紹介NO.2

さて、お待たせしました。おすすめALBUM Part2です。
星の数ほどあるviolin albumのなかでの2nd favouritesです。

 「女性の時代」といわれて久しいですが、jazz violin界も今や女性優位の時代。
少なくとも本邦では、寺井尚子を始めとして、金子飛鳥、maiko、入山ひとみ、くまざわようこ、里見紀子、後明美佳、田久保友紀…(敬称略)私の知る限りのviolinistの殆どが、この中に入ってます。
(全て女性、しかも綺麗な方々ばかり!)
しかし、世界的に見ると、まだまだ男性優位なのですが、その中にあって実力抜群の女性violinist・Regina Carter(レジーナ・カーター)がsolo debutする前に組んでいた自己のband“straight ahead”のalbumをご紹介いたします。(前フリ長過ぎ?)

『body & soul』straight ahead 1993 Atlantic Recording Co.

1曲目、のっけからT.Dameronのbop number“HOT HOUSE”で、グイグイとswingingbopをするviolinを聴いて、当時(小生、大学4回生。Grappelliに飽きて、PontyとLockwoodのcopyばかりしていました)度肝を抜かれたのを思い出します。
因みに、ご存知の方も多いように、この曲はC.Porterの“What is this thingcalled love”(恋とは何でしょう)のre-make song(code進行が全く同じ)です。
2曲目も、S.Rollinsの“NO MOE”と、bop numberが続きます。
そして3曲目は、albumのtytle同様“BODY & SOUL”。あまりにも有名なballadnumberですが、これまたカッコいいのなんのって!特に低音の響きが最高です!
4曲目以降は、original numberが中心で、しかもRapあり、Black Contemporary系となっていますが、それぞれの曲に入るviolinのリフが、またカッコいいのです。
ad-ribのfrazingは至極standardなのですが、彼女の音色には艶があり、なんたってbluesyなのです!
兎に角ご購入頂き、聴いてください!
但し、前回同様本邦では手に入りにくいかもしれません。
(少なくとも店頭にはなかなか置いてないでしょう。Regina Carterのcornerがある店でも置いてないぐらいですから…直接注文しましょう!)


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