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当ページでは、ラグタイムに関わること、またラグタイムとジャズとの関係等について、ラグタイム・ピアニスト、ジャズ・オルガン奏者であるアレェクスェイ・ルミィヤンツェフ氏と、ジャズ・ヴォーカリストでもある奥様の裕美・ルミィヤンツェヴァさんに語って頂きます。
(アレェクスェイ・ルミィヤンツェフ氏はラグタイムについて、裕美・ルミィヤンツェヴァさんにはラグタイムやジャズの発祥地であるニューオリンズにまつわる文化的情報を英語も交えて語って頂きます。)

もともとヨーロッパ風の和音にアフリカ黒人のシンコペーションを取り入れた音楽をラグタイムと呼び、楽譜通りに演奏していたとのこと。そして、そのノリノリのラグタイム演奏を「スイング」と呼んでいたらしいのです。
とても興味深い話です。

ラグタイムについては、あまりよくわからないと言う方は多いはずです。
このページをきっかけに、ラグタイムについて、また初期のジャズのスタイルについて学んでみてはどうでしょうか。



<リンク>
HIROMI RUMIANTSEVA(裕美・ルミィヤンツェヴァ)

ロシア最高のラグタイム・ピアニスト、アレェクスェイのHP

ALEXEI RUMIANTSEV(アレェクスェイ・ルミィヤンツェフの)RAGLOG



ALEXEI RUMIANTSEV(P)
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コラム

No.1(2004/7/31)

No.2(2004/9/8)

No.3(2006/2/6)

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※タイトルを必ず「ラグタイム」と記入してください。


 

「アレェクスェイ・ルミィヤンツェフ」 プロフィール

サンクト・ペテルブルグ出身。幼少よりピアノを始め音小・音中・音高を経てリムスキー・コルサコフ音楽大学、ケルン音楽大学(クラシック・作曲科、クリストフ・メイヤー教授、ジャズ・ピアノ科、ジョン・テイラー教授師事)にて10年間修学(ドイツ及びロシアの大企業より奨学金を取得)。ロシア最高のラグタイム・ピアニスト、ジャズ・オルガン奏者として様々のフェスティヴァルで活躍、数々のコンクールで入賞。また、作・編曲家としても国境を越えて活動。公演、ラジオ録音多数。ドイツ文部大臣、ロシア政府、イギリス貴族認定の実力。今後、多くの国際ジャズ・フェスティバルに 出場予定。

「裕美・ルミィヤンツェヴァ」 プロフィール

横浜出身。4歳より音楽教室に通いオルガン・ピアノ・アンサンブル演奏・声楽に携わる。希望ヶ丘高校卒業後、語学留学(英国、ケンブリッジ)、ケンブリッジ大学検定試験特級コースを終了。経済学・独文学・独語留学を経て、ドイツ語、産業・商業の資格を取得。詩人、ジャーナリスト、翻訳・通訳家として国境を越え活動。同時に、ナイツブリッジ大学にて 英文学専攻(フォン・ツークバッハ教授師事)。後に、ロシアにて本格的に音楽活動。数々の国際ジャズ・フェスティバルに出場しマスコミより注目を浴びている。フリーランスとして、ジャズ欄、文化・芸術欄にて連載。イベント企画に力を注ぎ、ショウ・ビジネスの世界でも活躍。

URL
http://homepage3.nifty.com/grandpasragtime/index.htm

NO.1◆裕美(ひろみ)の試み(こころみ)English◆MAGNOLIA

1億年以上も前から現在の姿を保つ木蓮(Magnolia)はミシシッピー州(Mississippi State)とルイジアナ州(Louisiana State)の州花で、地球上最古の花木と言われています。

サウス・キャロライナ州(in South Carolina)ではドレイトン家の人々(the Drayton family)が13世代(thirteen generations)、3世紀以上に亘り(for over three centuries)この州では他に類を見ない当初の一族の所有による(under original family ownership)木蓮プランテーション(Magnolia Plantation)を継続し、アメリカの歴史上(throughout American history)重要な役割を果たしてきました(played important roles)。

世界には何と223種類の木蓮があり、(223 species of Magnolia)うち約80種類が(about 80)アメリカ合衆国にあります(in the United States)。常緑樹(evergreen)と落葉性(deciduous)がありますが、アメリカの木(the American tree)、南部の木蓮(Southern Magnolia, Magnolia Grandiflora)と呼ばれるものは常緑樹で大きな単独の頂生花(large,single,terminal flowers)と大きな堅い緑葉(large leathery green leaves)と円錐型の実(cone-shaped fruits)が付きます。荒野に育ち(in the wild)自然に種から芽生えます(seeding themselves by nature)。おそらくこの実(seeds)を食べるリス達(the squirrels)が食料保存の際に(While storing away food)不意に落としたり、植えたりして(drop or "plant")栽培のお手伝いをしているのでしょう。3月下旬(in late March)か4月(April)に芽生え(bud)、4月中旬(mid-April)には木は花で覆われます(the trees are loaded with blossoms)。6月中旬(Mid−June)には散りますが、種の鞘(the seed pod)は秋の間中(throughout the fall)色鮮やかです。

ニュー・オリンズ・ジャズの歌詞によく出てくるこの花、属(the genus)は18世紀前半に(in the early eighteenth century)フランスの有名な医学と植物学の教授(a famous professor of medicine and botany)Pierre Magnol氏を記念して(in commemoration)名付けられました。植物学的名称はかなり難しいですが、界(Kingdom)は植物(Plants)、亜界(Subkingdom)は維管束植物(Vascular plants)、上門(Superdivision)は種子植物(Seed plants)、門(Division)は顕花植物(Flowering plants)、網(Class)は双子葉植物(Dicotyledons)、上網(Subclass)はMagnoliidae、目(Order)はMagnoliales、科(Family)は木蓮科(Magnolia family)、属(Genus)は木蓮(magnolia)、種(Species)は南部の木蓮(Magnolia grandiflora L. – southern magnolia)と言うそうです。白木蓮(Magnolia heptapeta、)紫木蓮(Magnolia liliflora)、コブシ(Magnolia kobus)、泰山木(Magnolia grandiflora)、大山蓮華(Magnolia sieboldii)、ホオノキ(Magnolia obovata)と種類は色々。

花言葉は「自然への愛、持続性」。つぼみから作る木蓮茶は花粉症や鼻づまりに効果的とか。                                                          ©2004 Hiromi Rumiant
seva

NO.2◆裕美(ひろみ)の試み(こころみ)English◆MARDI GRAS

世界中でお祝いされるこの行事マルディ・グラ(Mardi Gras)、フランス語で懺悔火曜日という意味だが、心配事も忘れてしまうような町、ニュー・オリンズ(New Orleans the City that Care Forgot!)では、また一味違ったお祭り模様のよう。それは、おそらく陽気な賑わいへの予感(the anticipation of the merriment)、粗品を得る興奮(the excitement of catching throws)、豪華で壮麗なパレード(the extravaganza of the parades)、仮装をすること(getting dressed up in costume)、舞踏会へ行くこと(going to a Ball)よりも悩みは忘れて楽しんで("forget your problems and have fun!")という大いなる楽天的発想(the Big Easy and says)によるのでしょう。

この粗品を聴衆に投げる行事(the throwing of trinkets to the crowds)は1870年代前半(in the early 1870s)の12日節(the Twelfth Night Revelers)の前夜祭酒宴に始まりました。100年以上前(over 100 years ago)には国王(Rex)は粗品の代わりにメダル(medallions)を渡していましたが、現在では、アルミニウム製のカラフルに陽極処理された(anodized in many different colors)ダブロン金貨(doubloons)で代用され、パレードのテーマ(the parade theme)と紋章(the Krewe's emblem)を描写する(depict)収集品(collector's items)となっています。酒神バッカスのパレード(in the Bacchus parade)では片面に有名な王様(the Celebrity King)のイメージが描かれた金貨を投げます。その他人気のある粗品はニュー・オリンズの食器類(New Orleans dinnerware)として知られる茶碗(cups)や長い真珠状のビーズ(long pearl beads)や縫いぐるみ(stuffed animals)などです。

2005年のパレード予定を見るとエバ(Eve)、神々の主神ゼウス(Zeus)、トロイ(Troy)、ヘルメース(Hermes)、オリンピア(Olympia)、愛と美の神(Aphrodite)、竪琴の名手オルフェウス(Orpheus)、ミューズ(Muses)、原始混沌の神カオス(Chaos)、ペガサス(Pegasus)、ユリシーズ(Ulysses)、海の神ポセイドン(Poseidon)自作の像に恋をしたピグマリオン(Pygmalion)、天の支配者ジュピター(Jupiter)、守護神マーキュリー(Mercury)、古代ローマの剣闘士(Gladiators)、古代ギリシャの都市国家(Sparta)、アメリカ(America)、巨人アトラス(Atlas)、アラジン(Aladdin)、逸楽と悪徳の大都会バビロン(Babylon)、エジプトの女王クレオパトラ(Cleopatra)、地上の楽園(Shangri-La)、モナリザ(Mona Lisa)、フランス皇帝(Napoleon)、大統領(Bush)がテーマとして挙げられています。
驚くことに50万人の訪問者を魅了する(attracts a half-million visitors)このイベントには何と9億5千ドル($950 million)が費やされているそうです。    

©2004 Hiromi Rumiantseva
NO.3 ラグタイムが物議をかもした?

1900年から1910年の間に約1800曲のラグがTIN PAN ALLEYで出版されました。1912年にW.C. HandyがBLUESやPOPULAR MUSICを紹介し、LOUIS ARMSTRONGの登場で、ジャズが演奏されたり、録音されたりするようになりました。
その後、劇場という国民唯一の娯楽の媒体が、MINSTRELやVAUDEVILLEなどのステージ・ショウ、ミュージカル・コメディ、時事風刺劇、軽喜劇、パロディ、バラエティを超越した形、いわゆるブロードウェイ・ミュージカルとして発展していきます。 1926年に映画がサイレントからトーキーになり、音楽がハリウッドに焦点を置くようになります。30年代半ばには、フォークやカントリー音楽が、30〜40年代には、ビッグ・バンドやスイング音楽がこよなく愛され、マイクが発明されると同時に、黒人よりも見栄えの良い白人歌手が人気を得てきました。
40年代には、更にメキシコやブラジルから到来したラテン音楽に皆が魅せられ、同曲の英語版が普及しました。

世界初のポピュラー音楽、ラグタイムが「物議をかもした」いきさつはこんな感じです。つまり、ラグタイムはこうして廃れてしまったのです。
ラグタイムはジャズという子を産みましたが、その子が即興音楽ときて、ものすごいスピードで多方面に発展していき、ある意味では親を勝ってしまったのです。


NO.4 ラグタイム・ソングの王者!!!

この Jerome Kernの言ったせりふは非常に有名で、歴史に残りました。"Irving
Berlin has no place in American music -- he is American music." 彼はドイツ系ユダヤ人でかなり裕福でした。THE NEW YORK COLLEGE OF MUSICで勉強した後には、ドイツのハイデ
ルベルクに留学していました。 作曲家としてはヨーロッパのオペレッタとブロードウェイ・ミュージカルのつなぎ役をしました。 一方、IRVING BERLINは ロシア系ユダヤ人。 8人兄弟
で、非常に貧しいでした。歌うボーイをしながら、作曲を重ね、ハリウッドやブロードウェイへ沢山の曲を提供しました。そのソング数はなんと1000曲を越えますからびっくりです。しかも全曲F#で書いているのですから・・・ ミュージカル
に関しては完全版を17本書いていますので、すごい貢献です。ラグタイムに関しては、彼がアメリカン・ソングにシンコペーションを導入しましたので、スコット・ジョップリンがラグタイム・ピアノ曲の王様なら、アーヴィング・バーリンがラグタイム・ソングの王様となるでしょう。(ジョップリンは勿論ソングもオペラも書きましたが・・・) 最近になって、バーリンの永遠の
ヒット作、WHITE CHRISTMASの著作権が切れたことを耳にしました。詳細はわかりませんが、彼の死後60年は経っておりませんので、おそらく著作権が何らかの形で放棄されたのでしょう。 彼には娘が3人、孫が9人、ひ孫
が6人いますが、独自の出版社も持っておりました。ユダヤ人なのにキリスト教の最大ヒットを生んだのですから、すごい展開ですよ。 ロシア系ユダヤ人、IRA GERSHWIN(GEORGE の兄)は 
わざわざアメリカ南部まで行って黒人なまりを学び歌詞を書いていましたから、サマー・タイムやポギーとべスなどの名作も結構なヒットや金儲け狙いだったりするのです。 当時のショウ・ビジネスの裏話は面
白いですよ!!!

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