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ズートシムズ(ZootSims)

ズートシムズ(ZootSims)のページです。
ズートシムズとは、どんなテナー奏者でしょうか?

私にとってズートシムズとは、「楽しさ」と「優しさ」を感じさせてくれるテナー奏者です。
ミディアム、アップテンポの曲では、最高に楽しく、また、スローな曲ではとても優しく、また切ない気持ちにさせてくれます。

何故彼の音を聴くとそのような気持ちになるのかはわかりません。
彼の吹くフレーズ、リズム、音色のせいなのか。
また彼の人間性や音楽に対する姿勢が結果的に、吹く音に現れているのかもしれません。

是非、ご自分の耳で聴いてみて、ズートシムズの良さを体感して頂きたいと思います。

ズートシムズの演奏から楽しさを味わいたければ、ダウン・ホーム収録の『ビル・ベイリー』や、ズート 収録の『9:20スペシャル』等がおすすめです。どちらのアルバムもズートシムズの代表作と言えるでしょう

また、Gershwin Brothers収録の『レディ・ビー・グッド』等も良いと思います。こちらは、オスカーピーターソンのご機嫌なピアノをあわせて楽しむことができます。

ズートシムズと言えば、アルコーン(Ts)との2テナーの作品が有名ですが、その中でも特に楽しめる一曲があります。
それは、Jazz Alive: A Night at the Half Note 収録の『ラバー・カンバック・トゥ・ミー』。
ズートシムズとアルコーンの数ある作品の中でも、一番のおすすめです。
きっと何度もリピートして聴きたくなるでしょう。

これらの作品を聴いて頂ければ、ズートシムズの演奏が、いかに我々を楽しませてくれるかということをご理解頂けるのではないかと思います。

次に、注目したいのがズートシムズのバラード。
まずは、ボディ・アンド・ソウル収録の『ジーン』を聴いてみて下さい。
ソプラノサックスによる演奏です。
ソプラノはあまり好きじゃないという方も、騙されたと思って聴いてみて下さい。楽器はソプラノサックスですが、テナーサックスの音が聴こえてくる気がしませんか?(音域の事ではありませんよ。)
彼の良さは、やはりテナーの良さ。ソプラノを吹いていても、出てくる音はテナーの良さであるとつくづく感じます。
この『ジーン』、何とも切ない演奏です。

また、Zoot!収録の『フールズ・ラッシュ・イン』等もおすすめです。
とても優しい彼の音に触れる事ができます。

更に、ズートシムズの音色自体をじっくり聴きたいのであれば、Blues for Twoがおすすめです。ジョーパス(G)とのデュオ演奏ですので、サックスの音色をじっくりと聴くことができます。
このアルバムの『プアバタフライ』が、また最高です。ズートのバラード演奏の中で、もっとも好きな演奏の一つです。

ところでズートシムズの良さは、「歌心」であるとも言えます。
例えば、インター・アクション 収録の『ルック・ダウン・ザット・ロンサム・ロード』で、一緒に吹いているソニースティットのソロと聴きくらべたり、ボディ・アンド・ソウル 収録の『ママ・フロッシー』で、一緒に吹いているアルコーンのソロと聴きくらべてみると、やはりズートシムズは歌心のあるサックス奏者であると感じます。(ソニースティットやアルコーンも大好きですが。)


上記のアルバムを全て聴いた人は、もしかしたら彼の大ファンになっているかも知れませんね。

ファンになってくると色々な事が気になり始めるものです。
ズートシムズとは一体どんな人だったのか?その生い立ちは?等など。
そんな人におすすめするアルバムが、Somebody Loves Me
実はこのアルバムに収録されている『Gee Baby, Ain't I Good to You』では、彼の歌声を聴くことができます。
ズートシムズファンにとっては、彼がどんな声で歌うのか、気になるところではないでしょうか?
(ちなみに、中々渋い声をしています。)


次の本にはズートシムズの話題が少しだけ載っています。
さよならバードランド―あるjazzミュージシャンの回想

ビル・クロウというベーシストが、自らの体験を語った本です。
彼は色々なjazzミュージシャンと演奏していたらしく、本の中には有名なミュージシャンがたくさん登場します。(確か、ズートシムズについては、「彼は、大変な大酒のみで、酒を飲めば飲むほど、その演奏も盛り上がる」というようなエピソードが書いてあったと思います。

もし興味のある方は、一度読んでみて下さい。



ズートシムズのアルバム




インター・アクション
(ズートシムズ)


『スティットとの相性はどうかわかりませんが、両者の音を聴き比べることができる大変楽しいアルバム。』
1.マイ・ブルー・ヘヴン
2.ザ・セイバー
3.カティア
4.フールズ・ラッシュ・イン
5.ルック・ダウン・ザット・ロンサム・ロード
6.アイ・ウォント・トゥ・ゴー・ホーム



Somebody Loves Me
(ズートシムズ)


『個人的に一番好きなアルバム。Gee Baby, Ain't I Good to Youではズートシムズの歌声を聴くことができます。』
1.Sommerset
2.Honeysuckle Rose
3.Summer Thing
4.Somebody Loves Me
5.Gee Baby, Ain't I Good to You
6.Nirvana
7.(Back Home Again In) Indiana
8.Memories of You
9.Come Rain or Come Shine


ズート(ズートシムズ)



『ズートシムズがギュッと詰まったアルバム。
一曲目の9:20スペシャルをはじめどの曲もズートの良さを味わう事ができます。』

1.9:20 スペシャル
2.ザ・マン・アイ・ラヴ
3.55th・アンド・ステイト
4.ブルー・ルーム
5.ガスズ・ブルース
6.ザット・オールド・フィーリング
7.ボヘミア・アフター・ダーク
8.ウディン・・


ボディ・アンド・ソウル
(ズートシムズ・アルコーン)


『ソプラノで演奏される「ジーン」は泣けます。ズートシムズのリカードボサノバが聴ける貴重なアルバム。』
1.ドゥードゥル・ウードゥル
2.エミリー
3.ブラジリアン・メドレー:リカード・ボサ・ノヴァ~イパネマの娘~ワン・ノート・サンバ
4.ママ・フロッシー
5.ボディ・アンド・ソウル
6.ジーン
7.ブルー・ホッジ


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