日本のjazzの良い所、悪い所って?

〆良いところは、今のところあまり見つかりません。
現在の日本のジャズはNY至上主義が今もって強く、ブラインド・フォールド・テストで日本人プレーヤーを聞いても、「NYの若手の演奏か?」と思ってしまいます。
楽器の扱いはすごく良いと思いますが(つまり上手だと言う事です)、誰を聞いても、NYのアーティストの物まねにしか聞こえません。
また、オリジナリティーのある人は、日本では全く受け付けられず、リスナーの方も、全く進歩していないと思います。
よって、世界に通用するかも知れないオリジナリティーのある素晴らしいプレーヤーが、常にアンダーグラウンドに追いやられ、殆ど諦めの境地に居るのが現状です。
ちなみに、アメリカのジャズはNYが全てではなく、土地土地に様々なジャズが存在し、シカゴやボストンやLAやニューオリンズのジャズはNYとは全く違い、その土地に合った音楽が日々、ミュージシャンの手で受け継がれています。
日本にも、ハイセンスで文化的な日本独自のジャズが受け継がれる時が来るのか、今もって疑問です。むしろ、J-POPの方が独自性という意味では、そういうのを感じたりします。
世界(アメリカ)に通用するかどうかより、もっとドメスティックな分野で成長を遂げ、アメリカの観光客が逆に面白がって見に来る様な音楽を作らなければいけないと思います。
あと、お客が「上手いか下手か」で音楽を聴きすぎ。
だから、日本のジャズはハプニングより、完成度ばかり求めるクラッシクの様なものや、音大生の「発表会」みたいなのが多い。

〆ライブドアのニッポン放送株買収問題の際に、テレビで評論家の方が日本の社会は「談合型民主主義」と言っていた方がいましたが、日本のジャズ界は、芸術の分野ながらこれに近似した構造が多々見受けられ、非常に奇妙な偏った傾向があります。

知人のミュージシャンから聴いた話では、某大手雑誌の人気投票では、実際は50枚くらいしか来ないのを、担当者が勝手に順位を決めているそうです。もしこれが事実であれば、なにか違法行為に相当するような気もします。所々に政治的に「力」をもった関係者がいて、その人を通さないと仕事が来ない、等々派閥感覚が強く、明らかに良い状況とは言えません。実力、表現力、などとは無関係に「雑誌に掲載された頻度」に比例して「実力」とみなされがちで、「有名」な人と演奏者としての技量が一致しないというのが不公平です。そして人脈で流れていきます。これはリスナーが自分で音楽を判断できる人が少ない、ということも影響しています。

日本の社会が、芸術に対して認知度が低い、ということで音楽家は大変苦労を強いられることになるわけです。
しかしながら、そうしたこととは無関係に、日本の至る所に才能のある人間はいて、どんどん良い音楽も生まれてきています。いまエスタブリッシュな雑誌、評論家、賞、大きなコンサート云々が体質が古くなってきている一方、新しい表現、感覚もどんどん生まれてきていて、ここ何年かで、状況が良くなっていくことを期待して考えていきたいと思います。

〆日本のジャズの良いところ:外国の方からのご意見では”エキゾチック”と 言われてますね。私達日本人が日本のジャズを評価するのは難しいので外国の方のご意見が参考ですね。

日本のジャズの悪いところ:外国でのジャムセッション経験のある方はお分かりか、と思いますが。。。ようするに”個性がない”そうですし、”音からメッセージが聴こえてこない”そうです。
 個人的には、「そりゃ、文化が違うのだから価値観も違うし、しょうがない」 とは思ってますけど。ミュージシャン方が各々、JAPANESE JAZZを 意識しているか、とも思います。そのアピールに欠けてるかもしれないですね。 ちなみに、某ピアニスト(海外活動)さんも、ヨーロッパでのライブで、「アメリカンジャズ」というキャッチフレーズをつけられていたのをwebで見つけてしまいました。日本人として悲しいですよ。。。

〆それが‘日本’だけかどうかはわかりませんが。
よいところ;演奏を受け入れる体制があること。悪いところ;難しいことになりすぎている。あと、音そのものが鳴ってないかも。

〆演奏者の技術の高さ、仕事の多さや環境は世界でもトップレベルなのではないかと思います。
でも、英語、スウィングのビート、「伝える」ということ、などはいっそう勉強していかなければならない人も多いと思います。

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