第五回 How toディキシーランドジャズ
ジャズに使用される楽器って事など考えた事有りますか?前出の「チューバ」もそうですが、まず、「ジャズの事始め」から考えてみると、現在ジャズで使用されている楽器の意味が見えてきます。

アメリカの奴隷として連れてこられた黒人は、今にして考えると、とんでもない事ですが、いわゆる「家畜並み」の労働力という事になります。
牛、馬でしたら餌を与えられ、寝る場所で済んだ事と思いますが、「アフリカ人、色が黒い、無学、白人的教養が無い」と言うだけで、人間としの条件は全く何の変わりない、むしろ白人より優れた面も多い部分も多々有った事は、歴史が証明しています。
昼日中の過酷な労働、精神的苦痛、アフリカへの帰国願望、等々、様々なつらさ、苦しみから誕生したジャズは、「欲求不満解消」等と言う安易な言葉ではかたづけられない、想像を絶したものと考えられます。

現在でもアフリカにおいての太鼓は「喜怒哀楽の表現、通信手段、冠婚葬祭時の鳴り物etc.....」として使用されていますが、ジャズ誕生当初は、やはり打楽器が中心だったと思われます。
又、管楽器は何としても、現在のように電気的増幅装置の無かった時代ですから、楽器個体で大きな音が出せるという事が第一条件だと考えられます。
もう一つ、残響の少なめな、言うなれば「歯切れの良さ」も求められたと考えられます。

それらを考え合わせてみると、管楽器も段々範囲が狭まれてきます。
南北戦争(1861-1865) 終戦後、軍楽隊から払い下げられた中には、様々な楽器が有った事でしょう。
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