第五回 How toディキシーランドジャズ
現在、ジャズで主に使用されているトランペット、トロンボーン、サックス、クラリネットの他にも、金管楽器ではホルン、ユーフォニューム、バリトンホーン等、木管楽器ではオーボエ、バスーン等、これ等は当時の黒人にとって高価と言う事も考えられますが、上記の条件、ビッグサウンド、歯切れの良さ、と言う点で使用されなかったと考えられます。(楽器の値段も高いけどね・・・・ブツブツブツ・・・・・・・。)

読者「先生!すみません!ディキシーランドの話はどーなっているんですか?」

講師「るせーなー!今忙しーんだよ。ディキシーがどうしたって?アレッ、ディキシーの話だったか?ご免ごめん、つい夢中になっちゃって」

<ディキシーランドジャズの楽器編成>
黒人達が演奏していたのは、多分、最初は原始的な太鼓、或いは太鼓もどきだったと考えられます。アフリカを懐古し、又、重労働の苦しみを忘れる為にも、激しく打ち鳴らされていた事でしょう。
多分、当初は「リズムだけの音楽」だったろうと考えられます。

管楽器の方はと言えば、白人に影響され、教会の音楽から聞き覚えた賛美歌、ヨーロッパの民謡など曲名も分からず、南北戦争終了後の軍楽隊より払い下げられた、中古楽器を使い、見よう見まねで演奏されていた事と思います。
どうしても管楽器の方はドラムのサウンドに負けない「大きな音の出る楽器へ」又、激しいリズムに付いていく「歯切れの良さ」を追求した結果、その条件を満たすのは、まず何と言ってもトランペット(或いはコルネット)でしょう。
トランペットをオクターブ低くしたトロンボーンも歯切れ良く大きな音が出ます。次にクラリネットも吹き方によっては、結構大きな音が出るものです。

クラシック音楽の様に、良く響くコンサート会場で演奏する訳では無し、電気的拡声装置の無かった時代ですから、ついつい、上品な音の出る楽器は無視され、より大きな音、より歯切れの良い楽器へと自然淘汰され、トランペット、トロンボーン、クラリネットが残ったのだろうと考えています。
初期のディキシーランドジャズは、正確には「ニューオリンズミュージック」とよばれていた様ですが、ジャズという言葉もその後に生まれています。
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