第五回 How toディキシーランドジャズ
「馬鹿には出来ない、利口はやらない」等と失礼な事を言ってしまいましたが、ジャズを会得するのに、私が言うまでもなく「音楽学校を出てなければ」等というで事は決して有りません。
ジャズの起源については、諸先輩、先達の方々が書かれていますので割愛しますが、そもそも最初に始めたアメリカ移住の黒人達(アフリカ系アメリカ人)には、「これっ」と言って音楽の教養が有った訳では有りません。
黒人達(アフリカ系アメリカ人)に、特に優れていたところは何と言っても「リズム感」と言っても良いでしょう。
何万年と培った黒人達の「リズム感」は「DNAの奥深くまで入り込んでいる」と言っても決して過言では有りません。

私事ですが、40年程前私が在籍していた楽団「高橋達也&東京ユニオン」で、あのスティービーワンダー(マーサー&バンデラスも共演)の伴奏をつとめた事がありました
在日米軍・家族の慰問を兼ねて米軍キャンプを回った時の事です。スティービーワンダーの音楽が始まり、ステージから見た客席で「黒人と白人の、身体の動きの違い」にビックリというか、深い感銘さえ受けました。
大人から子供まで「リズムのノリ、身体の動き」がはっきりと「黒人と白人に別れた」のには、「あいつ等とジャズで戦っても勝てないな!」とまで思ってしまった程です。

例えば大人なら「後天的に何かを真似る」と言う事も考えられますが、年端のいかない子供の動きに「これはDNA抜きには説明がつかない」と思った次第。
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