第三回 日本人とジャズ アドリブ
「 口笛、鼻歌、無意識の中の移動ド」の呼び出しキーワード

「無意識の中の移動ド」を「口笛、鼻歌」に変換するのは、無意識で出来ます。これはあくまでも、過去に自分の耳にしたり、例えばテレビからのコマーシャルソングであったり、子供の時に親から聴かされた子守歌だったり、今では、電車の発車ベル代わりの音楽だったりです。
ジャズのアドリブの場合は、自分の好きなプレーヤーのCDなり、いわゆる音源を完全に憶えてしまうまで、自分の力で覚え込まなければならない、この作業は辛いことですが、これ無くして、ジャズのアドリブ習得は不可能といっても良いでしょう。

日本語とジャズ

例えば四分音符に言葉を当てはめた場合、英語ならば、1拍目にThis 2拍目 is-a 3拍目book 」日本語では、[1拍目に「こ」 2拍目「れ」3拍目「は」4分休符]「ホ ン で す 」となります。
英語の場合、言葉自体がスイングしていることにお気づきでしょうか?英語には言葉自体に「裏のビート」が有りますが、日本語の場合、裏のビートが無いので、ビートを出すには、子音の後に子音の母音をのばす様にしてスイングしなくてはならなくなります。
良い例が、少し古くなりますが坂本九の♪上を向いて歩こう♪うーう えーえ おーお むーう うーう いーい てーえ♪こうでも歌わないとスイングしません。
試しに次の曲♪I left my heart in San Francisco♪を何気なく口ずさんでみて下さい
単なる四分音符でもスイングすることに気づくはずです。
この事をアドリブに結びつけると、四分音符4個を演奏しても「一拍でも裏を感じさせる」必要があります。
「タ タ タ タ 」と演奏するときも「タッ タッ タッ タッ」小さな「ッ」を感じさせなくてはジャズにならない。これが「クラシックとの大きな違い」と云っても良いでしょう。
第四回へ

コンテンツTOPへ
jazzsmileTOPへ