第3回


<jazz guitarからjazz violinへ>
=中西俊博〜Stephane Grappelliとの出会い=
 1991年(平成3年)夏。当時、教養時代に物理1科目のみ単位を落として学部に上れず、いわゆる「単騎」留年中の身だった私は、時間だけは際限なくあり、恐らく今までの人生の中で、一番暇だった時期〜モラトリアム〜でした。だって、週に1時間しか講義がないのですから! それ以外の時間は、バイトに音楽に、費やしていました。

 しかし、jazz guitarに行き詰まっていた時期でもあり、そんな時、車のFMラジオからjazz violinが流れてくるではありませんか…。
 中西俊博氏の存在は、jazzに限らず、いわば「中西ワールドな音楽」として多少知っていましたが、氏がDJを勤めるその番組で、氏のmost favourite musicianとして紹介されていたのがStephane Grappelliだったのです。
 その時、初めてGrappelliの演奏を聴いて(残念ながら、あまりの衝撃で曲目を覚えていないのです)まさに、目からウロコ状態、全身に電流が流れ続けました!
 その日、アパートに帰って、長年眠っていたviolinを押入れから引っ張り出してきて、思いつくままに弾いてみました。(勿論上手くいくはずもありません)
 それ以降、GrappelliのCDを全て買いあさり、聴きまくって、adrib soloを譜面に起こしたり、耳コピーしたりして、兎に角弾きまくりました。
やがて、GrappelliからPonty〜Lockwoodなど、jazz violinistのalbumを殆ど買いあさり…
といった続きは次回のコラムで!


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