jazzミュージシャンインタビュー企画
 
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毎月、現在活躍中のjazzミュージシャンを紹介していきます。

第38回 【 中山英二(b) 】


<中山英二 プロフィール>
北海道札幌出身。
Webサイト http://www.h3.dion.ne.jp/~eijin/

札幌を拠点に道内各地にてジャズ活動を行い、'79年に上京する。’82年にデビューアルバム「北の大地」で
一躍脚光を浴びて以来、日本を代表するベーシストの一人として、自己のグループを率いて全国規模の精力的な活動を展開している。透明感溢れる音色で奏でる独自の歌心には、日本人離れした力強さと最も日本人的な情感とが同居していると云われ、海外からのラブコールも多い。
国内だけでなく海外においても、孤高のベーシストと評される。
’82年12月〜’83年にかけて、エルビン・ジョーンズ(ds)率いるリズムマシーンに参加。’86年ドン・フリードマン(p)とのデュオツアーを行い、4年間、6回のツアーを行なう。「カンヴァセイション」「ファー・ア・ウェイ・ランド」「スウィート・ビュウ」そしてトリオにて「湖の伝説」と発売。
’90年ジャズベースの巨匠リチャード・デイビス(b)とのベースデュオツアーを行なう。’90年ローランド・ハナ率いるチャンバージャズトリオに参加する。ローランド・ハナがチェロとピアノ、ボブ・ジョンソン(fhn)フランク・ペロウスキー(fl)、翌年より、ローランド・ハナとのデュオ活動を始める。
’91年にはニューヨークの実力派、エリオット・ジグムンド(ds)、ディック・オーツ(as)、ピーター・マドソン(p)をメンバーに迎えて、オリジナルジャズを創造するパーマネントグループとして「中山英二 ニューヨークカルテット」を結成。
’91年〜’95年、’97年と不動のメンバーにて7回のツアーを行い、「ザ・デイズ・オブ・ドリーム」ニューヨーク録音の「ロマンテイックブルー」「シンクロニシティ」と3作のアルバムを発売。ライブを収録したビデオも発売している。
’98年秋には、ヨーロッパのミュージシャンを招いて「中山英二 ヨーロピアンコネクション」と題してツアーを行う。
’98年7月、11作目にあたるアルバムはデビューアルバム「北の大地」以来日本人メンバーとの共演作がなかったが16年振りに日本人メンバーと「NANGO」を発売。ゲストで大倉正之助(大鼓)を迎え、アルバムタイトルの”NANGO”と”えんぶりの舞い”でその衝撃的な演奏を聴くことができる。
’99年8月にはベースソロのアルバム「いつか見た瞬間」が発売され大きな話題となる。ベースソロのツアーもこの’99年の一年間で108ケ所を行う。2000年11月、ローランド・ハナとのデュオにて6回目の日本ツアーを行う。
2001年10月、カルテットでライヴを収録した13作目にあたるアルバム「オールド・カントリー」を発売。
2002年10月、子供の頃から現在まで、海外のミュージシャンとのエピソードなどを綴った自叙伝「北の大地から」を出版。
2002年10月、ローランド・ハナとの7回目のデュオツアーを行なうが、ローランド・ハナの体調不良のため3ケ所のみの公演となる。(2002年11月13日にローランド・ハナが亡くなり最後の共演者となる。)
2003年3月、82年に発売したデビューアルバム「北の大地」が、24ビットダイレクトカッテイングCDにてTBMより復活発売される。
2003年4月、ローランド・ハナの最後のツアーとなった、2002年10月5日の演奏を収録した音源を「ラストコンサート」とタイトルし発売。
2003年6月、ローランド・ハナの追悼の意をこめてメモリアルコンサートツアーを、子息マイケル・ハナ(vo)を招いて行う。
2004年3月、中山英二ニューヨーク・カルテットで共に活動してきたピアニスト、ピーター・マドソンとのデュオアルバム「エイジーズ・ムード」を発売。
2004年12月、ジャズピアノの巨匠、ローランド・ハナとのデュオアルバム「メモアール」「ハッシャバイ」の2作が追悼アルバムとして発売され大きな話題となっている。
2005年3月、ピーター・マドソン(p)を日本に招き、デュオツアーそしてニューアルバムのレコーディングを行う。
2005年8月、16作目にあたるアルバム「ワーリング・オブ・ザ・ウインド(風の舞)」が発売。



Q1;現在の主な活動を教えて下さい。
全国各地へのライブツアー。


Q2;いつ頃からjazzミュージシャンになろうと思われたのですか?何かきっかけがあったのでしょうか?
21歳のころ、たまたまベースがいなくて変わりに弾いたのが(持ったのが?)始まりです。
10代の頃からヴォカールをしてて、音楽を一生続けたいと思っていたので、それじゃベースをやってみよう〜と!


Q3;jazzをどのようにして習得されたのですか?
クラシックを習っていて、JAZZの方が向いてるかな〜と、海外のミュージシャンのコンサートは、リハーサルの時から会場にもぐりこみ、ピアノとベースの間にすわり込み聞いていた、なぜか関係者と思われて、何も言われなかったのが不思議?ベースのサム・ジョンーズやリチャード・デヴィスと出会って、多くのアドバイスなどをもらったことがJAZZへの大きな財産。また、エルヴィン・ジョンズのグループに参加したこと、そしてドンフリードマン、ローランド・ハナとの長年に渡る活動の中で得た、スピリットや音楽観が私の現在の活動のエネルギーになっているのではと思います。


Q4;影響を受けたミュージシャンは誰ですか?
とくに誰というのはありませんが、ジョン・コルトレーンの音楽は、私の心と身体を震撼させてくれました。


Q5;現在使用している楽器の種類を教えて下さい。
イギリス製(多分?)の約200年前の古い楽器です。
アンプはアメリカ製のウオ−タウッズ。スピーカーはJBLの30cm、ボックスはベスタックスの手づくりです。

Q6;演奏する時に(ライブの時)、一番気にされることは何ですか?
夏は冷房、冬は暖房に気をつけています。

Q7;音楽を通じて、一番伝えたい事は何ですか?
人に何かを伝えたいとは思っていません、限られた自分の人生をまっとう出来れば一番の幸せです。
聴きに来てくださった方々がその人なりに何かを感じてもらえたら、これまた至上の喜びかも!


Q8;jazzミュージシャンを目指している人にアドバイスをお願いします。
私の場合は海外のビックアーティスト達との共演が何回も何十回も何年も続けてこれました。
一緒に同じ空間を共有してきたことが、何よりもいい経験になると思います。
ミュージシャンを目指している人だけでなく、現役でやっている人もすべて、演奏することが最大のアドバイスであり、最高の収穫になるのではと思います。


Q9;これからjazzを聴いてみようという方に、jazzの良さを教えて下さい。
う〜む、これは何よりも難しい!なにが良くて、何が悪いのかわかりませんが自分で見つけたときの喜びが一番!いろんなJAZZを聴いてみるのがいいと思います。
おのずと、自分の好みが出てくるのでは?ただ、言えることは一つ・・・
好むと好まざるに限らず、スゴ〜イ物はある!


Q10;jazzミュージシャンになっていなかったら、どんな職業に就いていたと思いますか?
17歳の頃から音楽を続けてきたので、他の職業は浮かばない!
ベースを弾けなくなったら考えようかな〜?


Q11;普段jazz以外で好んで聴く音楽があれば教えて下さい。
結構いいオーディオを持っているので音楽を聴く時間は大事な私のひと時ですが、人に何がベストなのか教えるのは難しいかな〜!


Q12;その他告知事項等。
いつも変わらずベースを奏でています。私のホームページでも覗いてスケジュールをチェックしてお時間がありましたら足を運んで見てくださいませ。   Webサイト http://www.h3.dion.ne.jp/~eijin/


『Whirling Of The Wind』ワーリング・オブ・ザ・ウインド(風の舞い)
聴く者を否応なしに音楽の世界へ誘う! 超お薦め必聴盤
中山英二(bass)ピーター・マドソン(piano)3曲のみ、山口友生(guitar)が参加。
Jenie (Nakayama)/Winter Sky (Nakayama)/The Emperor's New Clothes (Peter)/Greensleeves イングランド民謡/Blue Boriver (モンク)/Emi (Nakayama)/Menina Moca (ルイス・アントニオ)/Batik (Peter)/Pandora's Box (Peter)/Love Song (Nakayama)
WNCJ−2153(ホワッツニュー)

http://www.h3.dion.ne.jp/~eijin/mail-orderframe.htm

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